大手損保会社向けの代理店オンラインシステムの構築

システムの概要

 株式会社日立製作所による大手損保会社向けの代理店Webオンラインシステムの構築。インターネットを利用した会員制サービスの提供による個人を対象とした顧客サービスの向上を実現しました。

システムの特徴

 損保業界では通例になっているのですが、顧客の情報を顧客ごとに管理しているのではなく、契約(証券)ごとに管理しており、一元管理できていませんでした。従って、顧客がどの保険を契約されているかを一元的に参照することができませんでした。

 こうした問題を解決するために顧客管理システムを作成することになりましたが、コンシューマ向けシステムでは絶えず改変が必要となるため、本番稼動後のエンハンスにかかるコスト削減、他システムへの接続時のコスト削減などの要件を満たす方式としてXMLとHub&Spokeを採用しました。

XMLの採用

 XMLでネイティブに対応したDBであるNeoCoreXMSおよびESB接続基盤であるPolarLakeを採用し、データとしての拡張性を高めました。

Hub&Spokeの採用

 接続基盤には、XMLにネイティブに対応したインテリジェントなHub&SpokeアーキテクチャであるESB基盤製品PolarLakeを採用し、サービスの実装、サーキットの定義・変更などの拡張性を高めました。

代理店Webオンラインシステム